SIMロックについて

SIMロック (SIM lock)とは携帯電話端末で制御するロックのことで、特定のSIMカード以外は利用できないように制限するものである。NTTドコモとソフトバンクは、「事業者ロック」と呼ばれ、例えばNTTドコモのユーザー同士なら、互いにSIMカードを抜き差しして利用することができる。一方、au(KDDI)は、「個人ロック」といわれる方式を採用しており、特定のユーザーの端末に対して特定のSIMカードしか使えないように端末側とシステム側でロックを掛けているため、同じauユーザー同士でも、SIMカードを互いに抜き差しして利用することはできない。
総務省は、2010年からSIMロックを解除するとの方針を打ち出し、これを受けて、まずNTTドコモがLTE(3.9G)の端末からSIMロックを外していくことを発表した。しかし、ソフトバンクはiPhoneによる躍進のメリットを享受している立場のため、SIMロック解除に対して、肯定的な態度を留保している。

SIMロックフリーの端末が広く普及し、通信会社がSIMカードのみの契約を容認するようになれば、消費者は端末とSIMカード(通信サービス)をそれぞれ自由に選べるようになる。たとえばSIMロックフリーのiPhone4を量販店で購入し、SIMカードをドコモショップで契約すれば、iPhone4でドコモのネットワークが利用できるようになるのだ。
ソフトバンクのネットワークの速度やエリアに不満を持っているユーザーは一定数いるといわれているが、そういった人たちがドコモに流れることになるので、事業者によってSIMロック解除のメリットとデメリットが生じてくることが予想されている。


SIM ロック


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